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アブレージョン
長年残っている深いクレーター状のニキビ跡や、レーザー治療を繰り返しても変化を感じにくかった凹凸に悩んでいる場合、アブレージョンが適していることがあります。特に、アイスピック型やボックス型のように、境界がはっきりした深いクレーターでは、表面的な治療だけでは十分な改善が難しいケースも少なくありません。アブレージョンは、そのような硬く瘢痕化した凹みへ直接アプローチしながら、肌表面をなめらかに整えていく治療です。
アブレージョンの語源と医学的背景
アブレージョン(abrasion)は、「削る」「擦り取る」といった意味を持つ言葉です。もともとは、専用の研磨器具を用いて皮膚表面を物理的に削る治療として行われていました。現在では、CO2(炭酸ガス)レーザーを使用して皮膚を精密に削る方法が主流となっており、削る深さや範囲を細かく調整しながら施術を行えるようになっています。
アブレージョンは、フラクショナルレーザーが普及する以前から行われてきた歴史のある治療であり、深いクレーターに対する改善効果から、現在も美容医療の現場で用いられています。
CO2レーザーがクレーターを改善するメカニズム
深いクレーターでは、炎症によって硬く変性した瘢痕組織が皮膚を内側へ引き込み、凹凸が固定された状態になっています。CO2レーザーを用いたアブレージョンでは、この硬くなった組織や凹みの縁を削りながら肌表面を整え、同時にレーザーの刺激が皮膚の再生反応を高めることでコラーゲン生成や組織の再構築を促進。これにより、凹み部分が徐々に持ち上がり、肌表面がなめらかに整っていきます。特に深いアイスピック型やボックス型では、凹凸感の改善を実感しやすい傾向があります。
フラクショナルCO2レーザーとの違い
フラクショナルCO2レーザーは点状に熱エネルギーを加えて再生を促す治療で、ダウンタイムが比較的短く、浅い〜中等度のクレーターや毛穴改善に向いています。
一方、アブレージョンは硬く変性した瘢痕組織を面的に削りながら凹みを整えるため、深いアイスピック型やボックス型のような凹凸が強いクレーターでも変化を実感しやすいのが特徴です。
クレーター状のニキビ跡は、見た目が似ていても、皮膚内部では凹み方や瘢痕の状態が大きく異なります。アブレージョンは、特に「皮膚が深く欠損しているタイプ」や「硬く固定された凹み」に適している治療です。一方で、クレーターの原因が皮膚深部の癒着にある場合は、別の治療を組み合わせたほうが改善しやすいケースもあります。
ボックス型
ボックス型は、凹みの縁がはっきりしており、四角く落ち込んだように見えるクレーターです。皮膚が部分的に欠損したまま硬く瘢痕化していることが多く、メイクでも段差が隠れにくい傾向があります。
アブレージョンは、この硬くなった凹みの縁へ直接アプローチしやすいため、境界線をなだらかに整えながら、肌全体の凹凸感を改善していきます。
アイスピック型
アイスピック型は、毛穴のように見える小さな入り口から、皮膚深部へ向かって鋭く落ち込むクレーターです。凹みが細く深いため、一般的なレーザー治療では変化が出にくい場合があります。
アブレージョンでは、深く固定された凹み部分へ集中的にアプローチできるため、輪郭や深さを整えながら、クレーターを目立ちにくくしていきます。特に、長年残っている硬いアイスピック型に向いている治療です。
ローリング型
ローリング型は、広い範囲が波打つように凹むタイプのクレーターです。表面だけでなく、皮膚深部の癒着によって肌が下方向へ引っ張られているケースが多くみられます。
そのため、表面を整えるアブレージョン単独では十分な変化が出にくい場合があります。凹凸感を改善していくためには、サブシジョンで内部の癒着を解除しながら、状態に応じて他治療を組み合わせることが重要です。
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深いクレーターが長年残っている方
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光の当たり方によってクレーターが目立ちやすい方
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レーザー治療で変化を感じにくかった方
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メイクでも凹凸が隠れにくい方
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少ない回数で高い改善効果を求める方
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繰り返す炎症で肌が瘢痕化している方
美容皮膚科ならではのトータルケア
クレーターの種類によって、必要となるアプローチは大きく異なります。たとえば、深いアイスピック型と、癒着を伴うローリング型では、適した治療方法が同じとは限りません。当院では、アブレージョン単独ではなく、サブシジョンやポテンツァ、再生治療なども組み合わせながら、肌状態に合わせた治療をご提案しています。凹凸改善だけでなく、毛穴や赤み、肌質まで含めて総合的に整えていける点も美容皮膚科ならではの特徴です。
大切なイベント前は要注意
アブレージョンは、施術後に赤みや保護テープが必要となる期間があります。結婚式や前撮り、長期出張など人前に出る予定がある場合は、施術時期に注意しましょう。特に深いクレーターでは、赤みが数週間〜数か月続くこともあります。当院では、ダウンタイムや回復期間も含めてご説明しながら、予定に合わせた無理のないスケジュールをご提案しています。
充実のアフターフォロー
アブレージョンは、施術後の創部管理や紫外線対策が仕上がりに影響しやすい治療です。そのため、当院では施術だけで終わらず、術後の経過確認やスキンケア指導にも力を入れています。赤みや色素沈着などの経過を確認しながら、必要に応じて追加治療やホームケアをご案内し、長期的な肌改善をサポートしています。不安や気になる症状について相談しやすい体制を整えている点も、当院の特徴のひとつです。
「凹みが深く残っている」
「レーザーを受けても効果が感じにくかった」
「クレーターだけでなく肌質まで整えたい」
といったお悩みでは、単独治療だけでなく、肌状態に合わせて複数の施術を組み合わせることが重要になります。
クレーターは、表面の凹凸だけでなく、皮膚深部の癒着やコラーゲン不足、炎症によるダメージなどが複雑に関与しているケースも少なくありません。そのため、凹みのタイプや肌質を見極めながら、表面と内部の両方へアプローチしていくことが大切です。
サブシジョン × アブレージョン
「ローリング型の凹みが改善しにくい」
「皮膚が下に引っ張られている感じがする」
という場合は、皮膚深部の癒着が関与している可能性があります。
このようなケースでは、サブシジョンで内部の癒着を剥離しながら、アブレージョンで表面の段差を整えることで、より立体的な改善を目指していきます。特に、深いボックス型やローリング型が混在しているクレーターでは、組み合わせ治療によって変化を実感しやすくなる傾向があります。
メディカセル × アブレージョン
「ダウンタイムを少しでも長引かせたくない」
「クレーターだけでなく肌質も整えたい」
という方には、メディカセルとの併用がおすすめです。
メディカセルは、幹細胞培養上清液を用いた再生治療で、肌環境を整えながら回復をサポートしていく治療です。アブレージョン後の敏感な肌へ取り入れることで、乾燥や赤みを抑えながら、ハリ感やキメ感の改善を目指していきます。ダウンタイム中の肌コンディションにも配慮しながら、クレーター改善と肌質ケアを両立したい方に向いている組み合わせです。
ACRS × アブレージョン
「赤みが長引きやすい」
「クレーターだけでなく肌全体のハリ感も気になる」
という場合は、ACRSとの併用がおすすめです。
ACRSは、ご自身の血液から抽出した成長因子を活用する再生医療です。アブレージョン後の肌へ導入することで、コラーゲン生成や皮膚再構築を促しながら、凹凸改善だけでなく、ハリ感や肌質改善も目指していきます。自己由来成分を使用するため異物反応のリスクを抑えやすく、クレーター改善と肌質向上を同時に目指したい方に適した組み合わせです。
アブレージョンは、施術後に赤みや保護テープ管理が必要となる治療です。表面の傷は1週間前後で落ち着くことが多い一方、赤みや色素沈着は数週間〜数か月続く場合があります。
また、施術後の肌は刺激を受けやすい状態となるため、術後ケアや生活習慣によって回復経過に差が出ることもあります。ダウンタイム中の過ごし方や治療スケジュールまで含めて、事前に確認しておくことが大切です。
ダウンタイムを短くするために
術後の赤みや色素沈着を長引かせないためには、創部へ余計な刺激を与えないことが重要です。
特に、摩擦や紫外線は炎症後色素沈着につながりやすいため、保護テープ管理やUVケアを継続しながら肌を守っていきます。また、飲酒や激しい運動、長時間の入浴など血行を促進する行為は、赤みや腫れを強める原因となる場合があります。施術後しばらくは肌へ負担をかけない生活を意識しましょう。
自己判断でかさぶたを剥がしたり、刺激の強いスキンケアを使用したりすると、色素沈着や傷跡が残りやすくなることもあるため注意が必要です。
治療タイミングの計画
アブレージョンは一定期間のダウンタイムを伴うため、施術時期を慎重に調整することが大切です。特に顔の目立つ部位では、赤みや保護テープが落ち着くまでの期間を見越して、余裕を持ったスケジュールを組むようにしましょう。
結婚式や撮影、面接など大切な予定がある場合は、直前の施術は避けることをおすすめします。赤みが長引くこともあるため、施術後すぐに予定を詰め込みすぎない配慮も必要です。また、紫外線量が多い時期は色素沈着のリスクが高まりやすいため、日焼け止めなどのUVケアを続けやすい季節を選ぶと、術後の管理もしやすくなります。
※初診料・カウンセリング料・再診料は無料です。
※表示価格はすべて税込みです。
※表面麻酔代を含めた料金です
| 1〜4ヶ所 | 5〜10ヶ所 | 両頬 | 全顔 |
|---|---|---|---|
| ¥39,600 | ¥66,000 | ¥132,000 | ¥184,800 |
お支払い方法
- 現金
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クレジットカード・各種デビットカード
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メディカルローン(月額払い)
メディカルローンは費用を分割でお支払いすることができる医療専用のローンです。
メディカルローンの審査に必要な書類
- 身分証明書(運転免許証・保険証・パスポート・学生証明書 など)
- 銀行印
- ご指定口座の控え
- お勤め先の情報(アルバイト・パートも同様)
記事監修
銀座フェミークリニック
院長 田村 路子
【略歴】
2009年 3月 順天堂大学医学部 医学科 卒業
2013年 3月 江東病院初期臨床研修 修了
2013年 4月 江東病院消化器内科 入局
2015年 7月 美容クリニック 勤務
2021年 3月 池袋フェミークリニック 院長就任
2026年 4月 銀座フェミークリニック 院長就任
日本美容外科学会(JSAS) 所属
日本美容皮膚科学会 所属
日本美容内科学会 所属