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ニキビ跡のクレーターを
ダーマペンで改善
ニキビが治った後に残る凹凸状の跡は、一般的に「クレーター」と呼ばれます。肌表面に茶色い跡が残る色素沈着とは異なり、クレーターは皮膚の構造そのものがダメージを受けている状態です。
軽いニキビ跡であれば、ターンオーバーによって時間とともに目立ちにくくなりますが、クレーターの場合は炎症が肌の奥にある真皮層まで達し、組織が破壊されてしまうことで凹みが残ります。真皮層は自然なターンオーバーがほとんど起こらないため、セルフケアだけで改善することが難しいのが特徴です。
クレーター(陥凹性瘢痕)ができるメカニズム
陥凹性瘢痕と呼ばれるクレーター状のニキビ跡は、主に重度なニキビの炎症が原因で形成されるものです。肌表面にとどまらず、奥深くの真皮層にまでダメージが到達することで引き起こされます。
私たちの体は、ダメージを受けると炎症部分の細胞を壊しながら修復しようと働きますが、炎症が強すぎる場合、皮膚の組織が過剰に破壊されてしまい修復作業が追いつきません。失われた組織を元の状態に戻すことができず、最終的にその部分が陥没したまま傷跡になって残ってしまいます。皮膚の奥深くまでダメージが及んでいる状態のため、表面的なスキンケアだけでは元に戻すことが難しい状態です。
なぜクレーター治療は難しいのか
クレーターの改善が難しい理由は、ダメージが真皮層にまで及んでいる点にあります。表皮のトラブルであればターンオーバーによって改善することもありますが、真皮層では肌の生まれ変わりがほとんど起こりません。そのため、凹んだ部分の組織は自然に再生されにくく、外用薬や一般的なスキンケアだけでは改善が難しいケースが多くなります。また、クレーターの深さや形状によっても治療の難易度は変わります。
あなたのクレーターはどのタイプ?3つの形状別チェック
クレーター状のニキビ跡は、凹みの形状によっていくつかのタイプに分類されます。形によって適した治療方法が異なることもあるため、自分のクレーターの特徴を把握することが大切です。
| タイプ | 見た目の特徴 | 深さ | ダーマペン適性 |
|---|---|---|---|
| アイスピック型 | 針で刺したような細く深い穴 | 深い | △ (深度設定が重要) |
| ローリング型 | 波打つような緩やかな凹凸 | 中程度 | ◎ 最も適応 |
| ボックスカー型 | 縁がはっきりした四角いへこみ | 中〜深い | ○ |
アイスピック型は細く深い穴が特徴で、皮膚の奥まで凹みが続いていることが多いタイプです。ローリング型は比較的広い範囲で緩やかな凹凸ができるタイプで、ダーマペンとの相性が良いとされています。ボックスカー型は境界がはっきりした凹みが特徴で、深さによって治療方法を検討することがあります。
実際にはこれらのタイプが混在しているケースも多いため、肌状態を確認したうえで治療方針を決めていくことが重要です。
クレーター状のニキビ跡は肌の奥にある真皮層の組織が破壊されて生じるため、表面的なスキンケアだけで改善するのは非常に困難です。こうした深い凹みには肌本来の再生力を活かしたアプローチが必要となり、その代表的な治療法としてダーマペンが選ばれています。
理由① コラーゲン・エラスチンの産生を促進
ダーマペンの大きな強みは、肌の土台となる真皮層へ直接アプローチできる点にあります。微細な針による刺激を受けると、私たちの体は傷を治そうと活発に働きはじめ、コラーゲンやエラスチンといった弾力成分をたっぷりと作り出します。これらの成分は肌のハリを支える重要な役割を持っており、生成が促されることで凹んだ部分が内側から徐々にふっくらと整っていきます。
理由② 創傷治癒反応で「凹みを盛り上げる」
ダーマペンは、肌の自然治癒力を活かした治療です。微細な針で肌に小さな傷をつけることで、修復の過程で皮膚の再生が促されます。この創傷治癒反応により新しい皮膚組織が形成されると、凹んでいた部分が徐々に持ち上がり、肌表面の凹凸が目立ちにくくなっていきます。真皮層の再生を促すことで、クレーター状のニキビ跡の改善が期待できます。
理由③ 広範囲のクレーターにも均一にアプローチ
クレーター状のニキビ跡は、頬など顔の広い範囲に複数広がっているケースも珍しくありません。ダーマペンは微小な針を高速で皮膚に刺し込んでいくため、広範囲にわたってムラなく均等な刺激を届けられます。最新機器であるダーマペン4を使用すれば、針の深さを細かくコントロールすることが可能。クレーターの深さや部位ごとの肌質に合わせて設定を変えられるため、顔全体の凹凸に対してバランスよくアプローチできる点も強みです。
ダーマペンは、微細な針で肌の再生力を引き出す治療ですが、使用する薬剤を組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
銀座フェミークリニックでは、クレーター状のニキビ跡や肌の凹凸改善を目的として、肌の再生やコラーゲン生成をサポートする薬剤を併用することがあります。
コラーゲンピール(ヴェルベットスキン)
コラーゲンピールは、マッサージしながら薬剤を浸透させることで線維芽細胞を活性化し、コラーゲンの生成を促すピーリング治療です。
ダーマペンと組み合わせた施術は「ヴェルベットスキン」と呼ばれ、ダーマペンの創傷治癒作用とコラーゲン生成促進作用が相乗的に働くことにより、クレーター状のニキビ跡や肌の凹凸の改善が期待できます。さらに、肌のハリや弾力の向上、毛穴の引き締めなどの効果も期待できるため、肌質全体を整えたい場合にも用いられる施術です。
アムニオジェニクス
ヒト羊膜由来の成分を贅沢に配合したアムニオジェニクスは、約285種類に及ぶ多様なタンパク質を含有する美容薬剤です。
これらの有効成分が肌の再生環境を根本から整えるため、失われたハリや弾力を取り戻し、ニキビ跡の改善に優れた効果を発揮。ダーマペンによって作られた目に見えないほどの小さな通り道から成分を深く浸透させることで、奥深いクレーターの治療をより効果的に進められます。
施術後のダウンタイムが比較的短く抑えられる点も魅力のひとつであり、肌の修復とエイジングケアを一度に叶えたい患者さまから高く支持されています。
成長因子(GF)
成長因子(GF)は、肌細胞の増殖や修復をサポートするタンパク質です。銀座フェミークリニックでは、BENEV社の「GF Rejuvenating Complex」を使用しています。
この薬剤には成長因子のほか、高濃度ヒアルロン酸やビタミン、抗酸化成分などが配合されており、ダメージを受けた肌の再生をサポート。
ダーマペンと併用することで有効成分が真皮層まで浸透しやすくなり、クレーター状のニキビ跡や毛穴の開き、肌のハリ不足などの改善が期待できます。
ダーマペンによるクレーター治療は、1回の施術で大きく変化するというよりも、回数を重ねながら徐々に肌の再生を促していく治療です。クレーターの深さや広がり、肌の状態によって必要な回数は異なりますが、一般的には複数回の施術を継続することで改善が期待できます。施術は肌の回復を考慮し、一定の間隔を空けながら行います。肌の再生サイクルに合わせて通院することで、コラーゲンやエラスチンの生成が積み重なり、凹凸の改善につながります。クレーターの程度ごとの目安は以下の通りです。
| クレーターの程度 | 推奨回数 | 施術間隔 | 目安期間 |
|---|---|---|---|
| 軽度(浅め) | 3〜5回 | 4週間に1回 | 約3〜5ヶ月 |
| 中度 | 5〜10回 | 4〜6週間に1回 | 約5〜10ヶ月 |
| 重度(深い) | 7〜10回以上 | 4〜6週間に1回 | 約7ヶ月〜1年 |
ただし、これらはあくまで一般的な目安であり、クレーターの種類や深さ、肌質によって最適な回数や通院ペースは変わります。
1回で劇的な改善は難しい
クレーター状のニキビ跡は、肌の奥にある真皮層の組織が深く傷ついた状態です。表面的な肌トラブルとは根本的に異なるため、1回の施術で平らな肌へ戻すことは容易ではありません。ダーマペンの治療では、肌の修復力を活かしてコラーゲンの生成を促し、細胞を段階的に再生させていきます。複数回の施術で真皮層の再構築を進めることにより、少しずつ凹凸を目立たなくすることが可能です。
ダーマペン施術後の肌は、一時的にバリア機能が低下し、外部刺激を受けやすい状態になるため、ダウンタイム中の過ごし方やスキンケアによって回復のスピードや肌状態が大きく左右されます。治療効果を高め、肌トラブルを防ぐためには、施術後のスキンケアや生活習慣に注意しましょう。
日焼け対策
ダーマペン施術後の肌は、紫外線の影響を非常に受けやすい状態にあります。強い日差しを浴びると色素沈着などの新たなトラブルを招く恐れがあるため、厳重な注意が欠かせません。外出時は帽子や日傘などを活用して徹底的に紫外線を防ぐよう心がけましょう。
保湿対策
治療を終えた後の肌は水分が逃げやすく、乾燥によるごわつきや軽い皮むけが生じやすくなります。刺激の少ないスキンケア用品を選び、化粧水や乳液でしっかりと水分と油分を補うよう意識してください。十分な保湿を行うことで、乾燥による余計な肌トラブルを防げます。
摩擦対策
施術後のデリケートな肌にとっては、わずかな摩擦であっても大きな負担へ直結します。ゴシゴシと力を入れる洗顔やタオルで強く拭き取る行為、顔のマッサージなどは避ける必要があります。洗顔時はたっぷりの泡で優しく包み込むように洗い、水気を拭き取る際も清潔なタオルで軽く押さえる程度にとどめてください。
ニキビは治ったのに、凹凸のあるクレーター跡が残っている方
ニキビの炎症が落ち着いても肌に凹みが残ってしまうのは、強い炎症によって真皮層の組織が傷つき、皮膚の構造そのものが変化してしまったためです。ダーマペンで肌の再生を促すことにより、深く刻まれた凹みを内側から少しずつ目立たなくしていきます。
ファンデーションを塗っても、肌の凹みや影が目立ってしまう方
肌の表面がへこんでいる状態のクレーターは、メイクで完全に隠すことが極めて困難です。光の当たり具合で影ができ、かえって凹凸が強調されてしまうケースも少なくありません。ダーマペンで肌のハリと弾力を高めれば、凹凸の少ないなめらかな状態へと整えられます。
スキンケアを続けても、クレーターの凹凸が改善しない方
普段の化粧品やセルフケアは肌の表面に対するアプローチが中心となるため、真皮層がダメージを受けたクレーターにはなかなか変化が現れません。ダーマペンは肌の奥深くまで直接働きかけ、コラーゲンやエラスチンの生成を促して根本的な改善を目指す治療法です。
クレーターだけでなく、毛穴の開きや肌質も整えたい方
ダーマペンはクレーターの治療にとどまらず、毛穴の開きや肌のキメといった全体的な肌質の向上にも優れた効果を発揮します。
施術を重ねるごとにコラーゲンの生成が活発になるため、複数の肌悩みをまとめてケアしたい方にもおすすめです。
※施術内容や価格等は該当施術を行った時点の情報となります。
リスク・副作用
施術後に発赤・腫脹・内出血・痒み・熱感・ごわつき・乾燥・炎症後色素沈着が見られる場合があります。
クレーター状のニキビ跡は、肌の奥にある真皮層のダメージや組織の癒着など、複数の要因が重なって生じていることがあります。そのため、ダーマペン単体だけでなく、再生医療や癒着を改善する治療を組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。
ACRS
ACRSは自己血サイトカインリッチ血清と呼ばれる再生医療のひとつで、患者さまご自身の血液から抗炎症性のサイトカインや成長因子を抽出して肌へ届ける治療法です。
抽出された有効成分が細胞の再生とコラーゲンの生成を促して皮膚の修復を助け、クレーター状の深いニキビ跡の改善に役立ちます。ダーマペンとACRSを組み合わせる施術はヴァンパイアプログラムとも呼ばれ、肌の再生力をさらに高めたい方に最適。ご自身の血液を使用するため、アレルギーなどのリスクを低く抑えられる点も大きなメリットといえます。
サブシジョン
サブシジョンは、クレーターの原因となる皮膚内部の癒着を改善する治療です。専用の針を用いて皮膚の下で固まった組織を切り離し、肌を引っ張って凹みを作る根本的な原因へ直接働きかけます。癒着から解放された肌は上へ持ち上がりやすくなり、傷が治る過程でコラーゲン生成も促されるため、内側からなめらかな状態へと再構築されていきます。クレーターの深さや状態に合わせてダーマペンと併用すれば、さらに自然で美しい仕上がりを目指せます。
記事監修
銀座フェミークリニック
院長 田村 路子
【略歴】
2009年 3月 順天堂大学医学部 医学科 卒業
2013年 3月 江東病院初期臨床研修 修了
2013年 4月 江東病院消化器内科 入局
2015年 7月 美容クリニック 勤務
2021年 3月 池袋フェミークリニック 院長就任
2026年 4月 銀座フェミークリニック 院長就任
日本美容外科学会(JSAS) 所属
日本美容皮膚科学会 所属
日本美容内科学会 所属